棋譜解析: QG 白勝 大悪手とQpin
総評
- 相手がtacticsに気づいていたら確実に負けていた
- 自分で弱点を作ってしまった
- stockfishで見ても大悪手だらけだった
分析
12.Bxc7: cPは取るべきでは無かった
- 将来的に黒Rにopen fileを渡す利敵行為となってしまった
- 13.Bf4で結局元の場所に戻っているので手損感が強い
13.Qc2: 相手の強力なopen fileにQを移動させてしまった
- c8Rの脅威を過小評価していた
- 次に黒にNxd4されたら負け確の敗着手だった
19.Ke2: 権力の座に飽きた王と女王
- 完全なる悪手.自らroyal forkされにいってる
- 現時点では19…Nd4+に対しては20.exd4でQ堕ちが防げるが,後に19…Re8と指されており,本来ならば20手目にforkに対する防御をしなければならなかった
- もともとR連結を図ってのmoveだった
22.f4: 完全なるアホ
- e3がこれ以上ないほど完璧にpinされているのに何故かPプッシュをした
- もともとRxe3でsacrificeされることを恐れての手だが,頭が悪すぎる
24...f6: 黒Qがh fileに幽閉
- Pで退路を塞いだことにより,黒はQを1手でh fileから逃すことができなくなってしまった
- gPを突いた方が良いように見えるが,恐らく相手は白のBxgを恐れたと思われる
26.Bf5: 黒Q取りの狙いを見つける
- h fileにRを持っていけばQを取れることに気づいたので,h3を守るためにBf5とした
- 黒は次の手でQh5としなければ,黒Qが陥ちる
- 白Rは2手でh3に移動できる
- 黒Qが2手でhファイルから逃げるためには,その1手目はh5へ移動するほかない